酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

スマホの絶望

今から100年ちょっと前。日本は江戸時代から明治時代に突入。とにかく今までオランダ。スペイン。ポルトガル。など特定の国との貿易ではなくて、ロシア。フランス。エゲレス。ドイツ。アメリカ。というごっつい大国と貿易を始め、グングンに急成長。その後は、中国とロシアと戦争して圧勝するというゴッツい国になった。日本は。庶民もそれまでは 寄るな、寄るな、よらば切る。のチャンバラ商売。士農工商と身分が縛られていたが四民平等となり、ちょんまげヘアーが無造作ヘアーに 4つ足食わんかった人たちも牛鍋をつつき、お坊さんも嫁はんをもらえるようになった。とにかくぎゅんぎゅんにイカしてた、乗ってた時代が明治時代だった。変わって現在日本。明治の頃と比べると景気は悪くなったがカルチャー的にはクンクンとなっていて、都々逸がラップに 書生節がハウスミュージックに 浄瑠璃がロックンロールになってみんないろんなところで踊り狂っている。その中でも平成の文明開化といえる出来事はスマホの登場である。たぶん普及され始めたのは2010年~2011年だったと思うし私がギャラクシーというスマホを買ったのもこの時だった。当時のスマホはアプリケーションをダウンロードするにも、日本製のアプリが全く揃っていない。あるのは海外の物ばかりで使用する際かなり往生した覚えがある。で。その中でもアマゾンはすぐアプリケーションサービスを始めていて大変便利に使用していた。で。一番スマホが活躍したのは3.11の時かもしれない。福島あたりで地震による津波が起こって原発が爆発した。2万人くらいの死人がでた。無惨なことである。私はそのとき 電話 ガソリン 水道 電気 などのライフラインが死んでいく中インターネットだけは生きていて、各地の惨状を目の当たりにして絶望したのである。私は決死の思いでその時 もう死んでしまうかもしらん 死ぬ前に一度 と呟きスマホのアマゾンのアプリで オナホ を注文した。 モー娘。と 初々しい妹 と言う名前のオナホを頼んだ。この時すごかったのは運送屋の根性で、あんなひどい災害の中翌日には自宅に届いたのである。その日のうちに生まれて初めてオナホールを試してみたのである。結果 モー娘。 の方が良かった。インターネッツで ローションにウイスキーを混ぜると良い と書いてあったのでこれも試した。とても良かった。で。生きる希望がわいた私は だらあ と言い。表に飛び出したのである。

最近もと職場のおばはんにあう機会があったので近況報告し互いの息災を喜び合った。そのときたまたまスマホの話題となり、そのおばはんは最近スマホを買ったのだけれどもうまく使えないのでこれをスマホらしくしてほしいと言ってきたのだ。よくわからなかったので なにがスマホでしたいんですか? と聞くと わからない という。 スマホで映画見ますか?と聴くと 聴かない。 写真撮りますか? 撮らない。 音楽聴きますか? CDがあるからいらない。といわれ私は激昂し てえげえにしやがれガラパゴスばばあ!!!といってペペロンチーノをぶちまけて帰った。
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