酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

ビューティーコロシアム

私はヒトを見た目で判断する。悪いことだとは思わないし私も重度のナルシストである。これは私が生きてきて心底学んだ事なのだが「美醜を問わず人間皆平等」というのは真っ赤な嘘である。男女とわず美しい人なら受けられる恩恵は必ずその人の美しさに比例するし、醜いならその扱いもそれなりである。ただ美しさを保つためには絶対金が必要であり不細工でいるならもちろんただである。歳を取ってからどちらを選ぶかは本人次第なのだが「ビックな富」を引っ張り込めるのはやはり美しい人の方が

チャンスは多い。ここで言うビックな富とは、もちろん金だけでなく愛情 友情 安定 その他幸福とよばれるものであり美醜どちらにも幸福が訪れるが、その質は全然違うのである。で。私はどうか? 間違いなくイケメンでありゴッツい美しく、私のあるいた後には草木が花咲乱れ、ヒバリ、ツバメ、鶯などが舞い踊りさえずりながら私をたたえる様な有様で「ホント参っちゃうなあ僕。美しすぎて」の様な状態におちいっておかしくないのだが今は精神病院の殺風景な景色のしたでブツブツいっているのである。まあなんかの間違いかも知らん。といい身を清めるために風呂にいこうとしたら「あら?シャンプーがない」と気づいた。んで。売店に買いに行くか水道においてある石鹸をかっぱらうか迷ったのだが、以前現役の社会人だった時使っていたちょっと高額だけれども髪に優しいシャンプーをアマゾンで取り寄せることにした。で。来たのだけれどもこれが凄くいい。それまで「メリット」という洗えば洗うほど雲脂のでるデメリットな極道シャンプーをつかっていたのだが、今日「ファシナート」のシャンプーにしたところ抜け毛が止まり、雲脂も浮かず、バサバサだった髪が綺麗にまとまる様になったのだ。さすが一本三百円のビンボーシャンプーと一本三千円のブルジョアシャンプーは、ちがう。なので私は今後ともブルジョアシャンプーを使うことに決めたのだけれどもやはり美容を保つには、金がかかるのである。

ビューティーコロシアムと言う番組があってそこにはこの世の物とは思えない不細工なヒトが出演して番組が金を出し整形手術をおこない新たな人生を歩ませるという番組だったんだけど本当に顔面狂気のようなヒトがでてきて顔全体が地球に落下する直前の小惑星のようになっているのに「私は鼻が低いせいで不遇な人生を送っているんです」なんてやるんです。私は「いや鼻じゃなくて顔面すべておかしいし直すんなら一回母親の腹んなかに戻んなくちゃだめじゃね?」と思うのだが番組では手術のほかに運動 食事指導 エステなどを一ヶ月ほど行い視聴者の前にお披露目。

そこにはドレスを着た小惑星が転がっているだけである。何が変わったのだろうか?

やはりブルースウイリスが何とかした方がよかったんじゃないのか?何も変わっていないのである「整形しても変わんなくね?」と周りの人に言うと必ず怒られたり、責められたりするのである。しかし不細工は整形しても不細工なので生き方変わるか?と言われれば変わらないと思う。じゃあおまえはどうなんだよって?私があるいたあとには草木花咲乱れ 小鳥のさえずりで称えられるくらいのごっついイケメンである。
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