酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

依存症に貴賤なし。


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みなさんこんばんわ。依存症更正施設の奴隷スタッフ兼 介護福祉士兼 夜の整体師兼 パンクロッカー兼 ポマードベッタリの吟遊詩人兼 アルコール依存症しかも無職の甲州変如でございます。まあ最近あれですね。このブログ「酔っぱらいと公衆便所」のpvがもうすぐ1万になりそうなんですね。もうね。なんていうか。恥ずかしいですね。2017年にアルコール依存症うつ病茨城県石岡市という山の中にある精神病院に入院中、ドクターの薦めリハビリの一貫としてはじめたのがこれです。昔のを読み返してみると「あらー大分ひどい有り様だったんだなあ」と感慨深く感じますね。
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今はどうなのよって言われると特に大きく変わったことはないかな。依存症更正施設を通して世間と関わっているので健常者の皆様と比べると「ぬるい」と思うし否定できるほど苦労もしていない。ただ20年近く毎日のんでいたアルコールが社会のなかで一年と半年とまっている。一年ほど放置していたブログもえっちらおっちら更新できている。無限の住人のアニメが思いの外面白かったり、ヘルシングがアマプラで無料で見れたり、まあそれでいいんじゃないかあと思う今日この頃である。私は今茨城県鹿島市にあるSという依存症更正施設に住んでいる。たぶんこの頃「べつに」の人や「だいじょぶだー」の人が捕まってテレビジョンの取材で一杯マスコミが来ているので「わかっとるわ」という人の方が多いんじゃないかな。うちはアルコール、薬物、ギャンブルがメインの更正施設で割合はアルコール5 薬物3 ギャンブル2 ってとこです。人数は200人近くいる。なので酒と覚醒剤のハイブリット。酒とギャンブルのサラブレット。知的障害と精神障害のハーフアンドハーフ。めしゃめしゃにごちゃごちゃしている。普段なにしとんの?特になにもしていないと思う。ただ体と頭が多少まともな人がどっちも不自由な人をケアしたり買い物や病院につれていって一日が過ぎていく。ただやっぱりここも人間共同体なのでヒエラルギーが発生する。

依存症で一番偉いのはナゼか覚醒剤となっている。これは単純にここにたどり着くまでにヤクザという渡世をしたり刑務所で苦労した功績があると思い込んでいるアホがいきっているので勢いがある。覚醒剤三人よれば猿の知恵。外部の組織と繋がったまま入寮してくる場合が多く、しいれたダサいしゃぶを法外な値段で売りさばきそして逮捕されていなくる。威張っててうざい。


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逆に最低にバカにされるのはシンナー。脳を溶かすシュガー。これはぶっ壊れかたがはんぱじゃない。ものを壊す。頭のなかに小さな小人が住んでいると絡んでくる。臭い。言葉が通じない。うんこを漏らす。もはや人間ではない感じになる。ホームセンターが大好きである。安いラッカーを吸ったりどっかから一斗缶のシンナーをかっぱらってくる。20代で総入れ歯なんてざら。こうはなりたくなと思う。


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アルコールは真ん中くらいかな?やめちゃう人はやめちゃうけど飲んでる人は飲んでいる。とくにアルコールは安いし手に入りやすいのでのもうと思えばいくらでものめる。ただ困るのは酒乱。ケンカが耐えない。覚醒剤はヤりまくっても精神が崩壊するくらいで死にはしない。アルコールは簡単に内蔵がやられて死ぬ。

そんな人たちのなかにいて思うのは、「後悔先に立たず」である。みんな似た者同士なのだがみんな他のやつとは違うぜと思っているのが笑える。

今日も一日無事に終わりそうでありがたい。せんずりこいて寝ようと思う。皆さんアデューアデュー。