精神安定剤の憂鬱
Too Much Junkie Business (Live)--Johnny Thunders and The Heartbreakers - YouTube
精神病の私が精神病たらしめている所以は、鬱病である。鬱病になるとすべてのことが億劫になって、クソするのも飯喰うのも億劫。風呂なんてもってのほか。知らぬのザンザである。私は鬱が始まりそうだなあと思うと風呂に入れるかどうか試すようにしている。毎日は入れれば大丈夫。一日置きになったらやややばい。二日置きになったらほぼ入院コースである。ただ入院しても薬を飲んで寝かされるだけなのでまず休むことにしている。このパターンを3年ほど今続けている。精神病治療の要になるのは、精神安定剤、抗うつ薬と言われるモノだがコレは大きくざっくり分けると2種類に分けることができる。一つはは気持ちを底上げするアッパー系。もう一つは高ぶった精神を落ち着けるダウナー系である。アッパー系で有名な薬は、リタリンである。昔は焼酎とこいつでラリって遊ぶのが作家先生の遊びだったそうだ。タリラリらんのリタリン。有名な漫画家も愛用していた。タモリ 赤塚 筒井 さんである。今はかなり処方が厳しくなってナルコレプシーの患者さんくらいにしか処方はされない。非常に残念である。やってみたい。ダウナー系ではやっぱりハルシオンですね。コレ不眠症の人にも出されてるんですけど少しでも量を多く飲むとかなりアッパーになる不思議な薬です。酒との相性もばっちり。女性関係では楽しませてもらいました。
で私は今現在8種類ほどの薬を飲んでいるのだがどこに何が効いてるのか全く解らないのでつまらないのである。よく繁華街の路地裏でハイちゃんなんか売ってるおじさんがいますけど安定剤系は飲んでも気持ちよくならないのであんまり買わない方がいいんじゃないかな?シャブ買った方がいいよ。
ただパキシルという薬は恐ろしい。悪魔の薬である。私も飲んでいる抗うつ薬なのだが特に気分が良くなったり鬱っ気が飛んだりしたりはしない。なんともないのである。ただ一日でも飲み忘れたり切らしたりすると死ぬほどつらい離脱症状がでる。ここからは私の体験談です。まず耳鳴りが酷く鳴るようになる。めまいが大きくなってたってられない。色彩が全く解らなくなる。体は冷えているのにひや汗が噴き出す。地面と天井がひっくり返る。まともに歩けない。右と左の区別が付かなくなる。背骨に氷を突っ込まれているようになりふるえが止まらなくなる。血管のなかに虫がいる。 であわててパキシルを飲むと一時間半ほどでぴたっとそれが収まる。コレは私のやったドラッグ遊びで一番にているモノは覚醒剤の禁断症状である。こんな極道安定剤やめてしまいたいが、減薬するのに一年以上かかるのだ。娑婆では無理である。なのでみなさん精神やられる前にいろいろ放り出した方がいいですよ。まじで。