脳内ストリートファイター
いつか書かなきゃなあ。と思っているのだが、何となく解った気がしたんで書こうと思う。
私は広範囲性発達障害である。二年前に自殺を図った際に担当の精神科医からしんだんをうけた。広範囲性発達障害は病気ではなく障害なので治ることはないし、クスリもない。かといって死ぬほどのことはないのだがいきるのがゴッツい大変。とのこと。なんとかなりませんか?といったら何ともならんらしい。発見するのが遅かったみたいである。
具体的にどんな障害かというと、よくわからないので誰か教えてください。なんていってられないので自分でググってみました。 よくわかりませんでした。
他の注意欠陥多動性障害や自閉症などはちょっと解った。 落ち着きがないけど一芸に秀でてる天才型。内向的だが光る才能がある秀才型。 の障害である。
私に障害は、なんかわかんねーけどなんかあんじゃね?のぼんくら障害である。失敬だな君は!なんかってなんだよ!眠たいこといい腐りやがって!イてまうぞこらあ!と怒っても仕方ないのである。
しかし広範囲性発達障害という職業柄、いろんなアスペちゃんを見てきたが私をふくめ何かの一芸で身を立ててる人間は少なく大抵パンをこねたり、ボールペンを組み立てて日銭を稼いでいる人が大半でテレビで紹介されるようないけてる一芸を使って仕事をしているのはほんの僅かなアスペちゃんである。そんな立派なアスペちゃんに育てた親は立派。本人も立派。その他はフツーかな。なかなかアスペ渡世も厳しいのだ。
これだけは自信を持って言えるのだが、私はだいぶ世間様とズレている。確信もしている。本当はそのズレを小さくしなければいけないのだがその努力が出来ない。
理由はメンドクサい。とにかくメンドクサいのである。私の世界は二択で出来ていて
出来ること 出来ないこと で真っ二つである。頑張れば出来ることは出来ないことにはいり、出来ないっぽいけど時間とタイミングが合えばできることは出来ることにはいる。グレーがほとんどない。
例えば跳び箱を跳ぶことになった。三段までは飛べた。四段で失敗した。そしたら私の中では三段は出来ること。四段は出来ないことになる。だから私は成功し続ける三段しか飛ばない。少しでも失敗する恐れがある四段には挑戦すらしなくなる。
なのでなにやらせても安定した結果がでる物に異常な執着を見せるのでいろいろな成長が止まりやすい。すると努力を一ミリもしなくなるので、白か黒しかないのに中途半端なグレーな人物が出来上がる。仕事も遊びも中途半端。まさに昼行灯のおっさんである。ただ存在自体がグレーでも頭の中は白黒二択なのでコミュニケーションでズレが生じる。直す努力もしないので仕事もしくじり嫁さんも逃げるのだ。なので他のアスペちゃんと違い 完璧主義者の半端物 というジレンマが発生して行きづらいのである。よくストリートファイターってゲームやってて波動拳は出せるけど昇竜拳は出せないひとっていましたよね。あんな感じです私は。