酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

精神病の将来の夢

無駄な努力という言葉がある。これは到達すべき目標がとんでもなく高く設定しており今たっている自分の立位置と目標が、かけ離れすぎていて「どうがんばっても無理」と周りは思っているのだが、本人はくんくんに到達すべき目標に行き着こうと努力するのだけれどまず自分の足下の土台がヘドロでできてるのにそこに梯子を組んで火星くらいまでいくつもりに本人がなってしまっていて必ずといって悲惨な目に遭うのである。ただ悲しいかなそんな無駄な努力をしている本人は、30ちかくにして「必ず公務員になってこます」「ミュージシャンになってこます」「小説家になってこます」とくだらない詩歌や随筆をかいたり、知人友人の手助けを借りようと四方をたらい回されたりしながら無駄な努力を続けてしまい。親兄弟に多大な迷惑をかけ最終的に「働いたら負けかなって思ってる」なんてテレビジョンの前で言ってしまう。なのでそんな夢みたいなこと言ってないで職業安定所や織り込み広告にのってる求人に応募して音楽やるにしても物書きになるにしても最初にゼニッ子貯めてからやるのがよいのである。ただこれには例外があって、子供はどんなにむちゃくちゃにデカい夢を持っても「若さ」という武器と「時間」という防具があるので、三十すぎたおっさんが「ミュージシャンになりたい」というのと6歳くらいの子供が「総理大臣になりたい」と言った場合どっちが実現性が高いかといったら総理大臣である。本気でやるにしろ途中で違う夢を追いかけるにせよ、最初にきちんとした目標を持っていればまず総理大臣にならなくとも一角の人物になれる。間違いない。問題は「三十すぎてミュージシャンなりたい彼」である彼はいままで己の歩んだ道が正当な努力によって出なく無駄な努力で整地されていることに気づいてなく、無意識に楽な方に流れてしまう性根が根っこまで腐っていることに気づいてないのである。名ので毎日働きもせずエリーゼの為になんて引きながらニートとして死ぬ。本人がそれでいいなら良いと思うが周りは大変である。名のである程度大人なると成功しやすい仕事、堅実な仕事を選びある程度夢と妥協しながら生活するのがよいのだけれども、私の場合若いときより自己評価や他者評価も最低で「夢」自体も持っていなかったため仕事も「最低辺からの一発逆転」にかけるほかなく結果的に殴られ、蹴られ、ケツの毛まで抜かれて鼻血もでねぇという人生を歩んできてしまったのである。

じぁあなんでおめぇはそんなにだめなんだよ?というとダメな要素は子供の頃からあって友人たちが「警察官になりたい」「消防士になりたい」と言ってるときに私は、とても堅実に「おっぱいがみたい」と思っていた。おっぱいを見るとおちんちんがふっくらするので不思議だったからである。わたしは、その謎に挑むべく様々な努力をした。まず昔はテレビジョンでおっぱいを見るチャンスが多くあったのだが、近くに両親がいるとチャンネルを変えられてしまう。堪能できない!何かおっぱいの代用になる「脱法おっぱい」を探したのである。で足りない頭でよっくかんがえて親が規制するのは「大人の女性のおっぱいである」と看破し、男性のおっぱいならいけると踏み祖父の部屋に飾ってあった三島由紀夫の褌一丁のポスターをみた。反応なし。次に姿見の前でシャーツを託しあげ自分のおっぱいをみた。反応なし。そこでなるほど。男じゃダメナノか!と了解し。母や妹のおっぱいを観ても反応なし。身内ではあかんのか。と思い。保育園のプールの時間同級生の女子のおっぱいを観ても反応なし。「子供もあかんのか」とがっかり。たまたま母親と銭湯にいくことになり、成人女性のおっぱいをみてやっと反応し「ああなるほど」と誰よりもおっぱいを研究努力した結果が精神病院。この有様である。なので私は「少子化担当大臣になってこます」と思いましたよ。
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