酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

ハイ!!依存症サイドチェスト!!!


勝手にしやがれ-デヴィッドスター(MV) - YouTube

午前二時から始まった薬物アルコール依存症更生施設スタッフのお役目も一旦終了である。正味12時間以上動いているがギャラは一日千円。一ヶ月フルでやっても三万円。しかもこのお金はまとめてもらうことができない。なぜかって?飲んで一日で使い果たしてしまう、或いは覚せい剤をありったけ買ってしまいちびちびやればいいものをまとめて体に打ち込んでしまい病院もしくはポリボックスに突入する者が続出したためあくまでも一日千円である。

アルコール依存症の私にとってはこの時間が一番やばい。程よい疲労感、激烈なストレス、持て余す性欲飲むにはもってこいのシチュエーションである。しかも私はだいのパンクロック好き。SAやギターウルフなどを聞いていると体がムズムズしてきて「酒でもこうて飲んだろかしらん」となってしまう。この欲求を払いのけるのはかなりの苦行でなるべくバカバカしいアニメを見たり音楽も羊毛とおはなやJUJUなどを聞くように努めている。


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これはこれで最初はストレスだったのだが最近ではほぼ日課のようになっていて結構楽しい。とくに「まちカドまぞく」というアニメは、程よく力が抜けて良い。今確か九話くらいまで進んでいるのだがまったく展開に進展がないイイ意味でキャラの可愛さで持ちこたえているアニメという印象。ただつまらないかというとそんなことはなく中毒性は高い。銭払ってアマプラでどうぞ。

たしかにこの施設に入寮していろいろなことがあった。田代まさし氏にタバコをたかられたり。田代氏にジュースを購入するよう要求されたり。田代氏に「帽子をとったら中は電子頭脳になっているのか?」と聞いてみたら激怒されたり。一般入寮者だったときは基本的に拘束時間はなかったのでよくコンビニにいって私の人生の友であり、コスパ最強の酒。ブラックニッカウィスキーを購入してよく飲んでいた。依存症者は加減が効かない二時間もすれば750mlカラッ欠である。お酒と女は二号まで。三合超えると修羅場である。まず酒を買うとタバコが買えない。でもタバコは吸いたい。当然シケモクを探し始める。施設ではそれを見越して全灰皿にみずがたたえられていてヌレモクしかひろえない。なので千鳥足で近くの児童公園まで歩いていき砂場をあさる。気分は高田渡の「生活の柄」である。で。そこで同病の人と出会う。基本的にシケモクトレジャーは早いもんがちなので手に入れられなかった場合はシケモクを100円で5本買う。その人から。長いのもあればフィルタースレスレのものもあり、銘柄もバラバラ。どれを選んでくれるかはその人の良心にかかっている。もちろん日によっては私がシケモクトレジャーに成功することもあるのでここは高度な心理戦。しかし最後は互助会精神、焼き芋屋感覚である。長いの2本に短め3本だいたい相場である。こんな乞食みたいな生活いやだなあと思ったことは特にない。ある会社で管理職していたこともあるにはあったがアルコールで失敗することはだいたい予想していた。予想できていたのに回避しなかったのはあまり世間に期待していなかったからだとおもっているしまだ飲酒の習慣が止まったのは一年。やめ続けられるとも思わない。ただなんとなくやめてるだけである。体も楽だしね。そんなこんなで強も飲まずに済みそう明日のことはわからない。では今からアニメでも見ます。


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ダンベル何キロもてる?」可愛い女の子が筋トレするだけのアニメ。面白いので銭払ってアマプラでどうぞ。バイバーイ。


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