酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

日常

先日、同室のおっさんから おんどれ!何が楽しくて生きてけつかるんじゃ!返答によってはいてコマスぞわれ!と言われ、右頬を酷く殴られ延髄にけりをぶち込まれたのである。これはひとえにわたしが100%悪い。ある人は良き夫であり 妻であり 社会的に成功している実業家であり その元でサラリーを戴いて働いていたり その銭で家族を養っているのである。振り返って私と言えば毎日 腹減ったな くそがしてえな 金玉がかゆいな 鼻毛ってどのタイミングで手入れすればよいのかしら くらいしか考えていないくそ野郎なのであって、いつ顔を殴られても延髄にキメられてもおかしくないのである。この盆暗人生で今楽しんでいることと言ったら、夜八時にテレビジョンで放映している鬼平犯科帳をみて屁をコくくらいである。まず鬼平こと長谷川平蔵は、正義の人で火付け盗賊改め方というリスキーだが実入りの少ない仕事の司令官をしている。妻女はできた人なのだが息子の方はと言うと女好きのクソニートあるいはフリーターで武士の魂なんて母親の腹ん中に置いてきてしまったかのような馬鹿者である。基本的に平蔵さんは正義の人であるがある程度悪人にも物事の道理が通っていれば、コレを身内に引き上げ自分の密偵としてトラバーユさせることが多々ある。温情家である。なぜそんなことするかというとまあ蛇の道は蛇。盗人同士のネットワークを逆に利用しおとり捜査をするのである。あとは、平蔵さん自身が長谷川家という家督を継ぐまでいろいろあって一時期半グレのようになっていて、人殺し以外の犯罪行為にかなり積極的に関わっていてかなりのブライガーだったのである。なのでふぬけの息子にもそんな過去があるのでなかなか文句を言えない苦しい立場なのである。そのためなかなかに盗人なんかにも個性的なキャラが多くチャンバラメインでなく人間模様が楽しめる時代劇なのである。そんで私は毎日 はらがへったな くそがしたいな 鼻毛ってどのタイミングで手入れすればよいのかしら と考えつつ、鬼平の時間になると 完全に同心 いや 与力 の気持ちになり右手にヘアドライヤーを十手に見立て、左手に電子ケトルをご用提灯のように掲げ、けつをぷりっと後方につきだし、少々がに股で 御用 御用 何つって一日を終えるのです。と同室の人にそのことを話すと 死んでしまえボケナス といわれ全身をその人に肩に担がれむいむいと体をそりかえさせられグングンにバックブリーカーをキメられ、あげくそのまま地面に頭をひっくり返され膝で頭をロックされたままパイルドライバー。アホの脳味噌が少しはみ出しました。
f:id:akinobu0227572905:20170523094836j:image