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酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

突っ張る皮


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虎は死して皮を残し人は死して名を残すと言うことわざがある。一度おぎゃあと生まれたからには、死ぬまでに何かを成し遂げ後生まで名を残すのがガイの仕事である。私も是非そうしたいのだがいかんせん世間でもみくちゃにされ、酒と麻薬で頭がおかしくなり銭も遊びで使い果たしすってんてん。全く持って情けない。今から一発逆転しようと思ってもそれは猿がノーベル物理学賞をとることよりむずかしい。だめじゃんオレ。なんとかせないかんと思った。で何か天下国家の大計が浮かぶかと思い、病院のかをうろうろしたのだが闇雲にあるいたせいでふくらはぎが痛くなってしまってそのままロビーの長いす。ソファーってやっちゃね。にゴロンとひっくり返り、ああ極らっきゃとさけんだ。

するとロビーにあるテレビジョンで、書画骨董を鑑定しその真贋を見極め値段を付けるという「開運何でも鑑定団」という番組がやっていた。

書画骨董などは世に名を残した偉人 名人 大人 怪人 が作ったり描いたりした物が多く、今から名を残すべく努力している私にとっては、渡りに船。よっしゃよっしゃと見ることにした。で。依頼人が持ち込んだ骨董品をバッサバッサ真贋を切り分け容赦なく値段を決めている。がんがんにオープンプライス。するのだが依頼人が500万で買った壷が5000円になったり、5000円で買った掛け軸が200万に化けたりするのである。いやいや正味の話びっくりするでしかし。と完全に私は横山やすし師匠になって番組を見ていた。ある意味全国の視聴者にアホな依頼人に恥をかかすというパンクな番組である。おもろい。で。見とれているうちに少し変なことに気がついた。この番組では最初に本人評価額と言って自分の持ってきたがらくたに自分で値段を付ける。その値段の書いたフリップを提示する。鑑定人が値段を付けると言う流れなのだが、ある出演者が10万円の自己評価額をつけた壷が100万円に化けた。 おっこれは喜ぶな。 と思ったらややがっかりした口調で ありがとうございます。 と言って引っ込んでしまったのである。そのほかの依頼人もおおむね自己評価額より上回った鑑定結果でも、がっかりしているのである。

おいこれはもしかして心んなかで0が一個たんねーよと思ってるんじゃねーか?どうなんだよおい? 虎死して皮を残し人死して名を残す。人生きて欲の皮突っ張る。である。うふふふ。