酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

プルコギインターポール

皆さん焼き肉好きですか?私は大好きですね。何頼みます?

カルビ ロース 豚トロ タン塩 ザブトン ハラミ メインはこんな感じですかね。 あとサンチュ キムチとナムル。ビールはジョッキか大瓶か少し揉めます。

私は焼き肉の時は瓶ですね。ジョッキよりかさばらないんで。それでわかめスープ、

もしくは玉子。奮発してテールスープなんてイっちゃって。しめは、クッパ ビビンバ レーメン。 っごちそうさまでした。おや?何か忘れていませんか?頼み忘れていませんか?絶対忘れています。そのまま会計にいくとこうかいします。一通りのプルコギパーティーを経験したあとに「あっしまった」と気づいてももう遅い。あなたはプルコギシンデレラ。網の上で土下座する、プルコギカイジ。焼き肉トネガワです。重役なのにギャンブル狂いのクソニートに土下座したくなかったら覚えておいてください。あなたが忘れたの肉は、「ミノ」です。

「くそーおそかったか!」「あの方は何も盗らなかったわ。私のために戦ってくださったんです」「いや奴はとんでもない物を盗んでいきました・・・あなたのミノです」

そうミノを思い出せなければこんなちょっとかっこいいプルコギ銭形になれなかったかもしれない!危なかったですね。まずミノは何かの内臓である。何の内臓か知らないし、知られちゃいけない。プルコギデビルマンです。しかし日本人ほど内臓を安価に食べる民族はいませんね。外国ではホントに高級食材として料理されていて、子羊の腎臓のソテーやガチョウの肝臓のフォアグラ、レバーを使ったギドニーパイなど値段も高いし頻繁には食べません。日本では動物、魚問わず内臓食べますね。

焼き物だったら全身食べるし。煮物だったらもつ煮で腸以外にもレバーやら卵巣やら入れて食べるところもあるようです。さかなだったら塩から、くさや、アンキモ、白子などよくたべます。ただやはり一番はミノですね。ミノは手ごわい。じゃじゃ馬です。焼き網に乗せるときにトングで皿に載っているみのをつかもうとします。すると「ニュル」といってトングから逃げ出しトングはパチッと空を切ります。 ニュル パチッ ニュル パチッ まるで「私をそんな安い女だとおもわないで」と言われているような気になります。でなんとかつかんで網にのせます。こっからが問題です。 はて?いつたべるか? 焼いていても見た目の変化はほとんどありません。 もういいかな? とトングを近づけると ぱちっ!!! とハゼて威嚇してきます。

じゃじゃ馬です。じゃあほっとくと近隣のカルビやロースを巻き込んで火だるまになっています。ありゃあと思い急いで口に入れます。かならずやけどします。でもおいしいんですよね。ミノはそんな女です。
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