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酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

ウホッいい男

エッセイ

人間いきていると必ず年をとるものでこれは、一年365日仕事をしててもプラプラしててもイヤでも取ってしまう。いらないよっていっても「いいから。いいから。」と押しつけてくるのでなし崩し的に老け込んでくる。コレハモーショガネーって生きている。「男は30超えたら自分の顔に責任を持て」となんかの本に書いてあった。で昨日朝眠いめをこすりながらコーヒー。カフぇやね。をのみながらテレビを見ていると巨大な霊長類が米国で暴れまわるという内容の映画の宣伝をやっており主役の米人がインタビューを受けていた。なるほどいい男である。きつく結んだ口、なにか強い自信に満ちた目、揃えられたシャープなまゆ、オールバックに撫でつけられた髪、高い整った鼻、苦みばしったいい男である。ワタシはそれをみてウホッ!っと思い、いい男!と思ったのである。んで年齢をみると私とタメ歳、私はびっくりした。私はこの米人と同い年なら私も「ウホッ!いい男!」になっとるかも知らん。とカフエをひっくり返し便所に駆け込み鏡を見た。だらしなく開いた口、乾燥しひび割れている唇、焦点のあわぬ目、生え放題の眉、寝癖とふけだらけの髪、脂がタップリ詰まった苺鼻、しかも長年の不摂生により目蓋は腫れ上がり浮腫んだ顔はおかめのようになりアルコール依存症の合併症により全身がぷるぷる震えている。「ウホッ!いい男!」どころではなくただの膿み疲れたおっさんがそこにたっていて私は「参っちまったなどうも」といい、またテレビの前に戻ったのだった。テレビの中で「ウホッ!いい男!」は自分が映画、芝居についてどれだけ真剣に挑んでいるか、妥協しないかを熱心に語っていて私は「うーん」と思ってしまった。自分は真剣に何かに取り組みたいことがあるだろうか?なかったら一生面白い顔ですごさなけるばならず、まあそれでも良いのだけれども男子たるもの身を立て、名をあげ、やよ励めよと目的に向かってくんくんしてた方が良い。で自分のやりたいこと取り組みたいことを考えたのだが出てきたのは、キャバクラに行きたい、風俗店で遊びたい、牛丼が食べてぇ、酒がのみてぇ、宇宙戦艦ヤマトの新しいキネマがみてぇ、と健常な人なら一日で足りてしまう事を悶々と考えており「これはだめだ!!」と考え直し。暗黒舞踏家、ホモサウナの客引き、18禁の紙芝居屋、小学校の前でヒヨコを売るオジサン、モルモン教徒、豆腐屋、ウリセンボーイなどやろうかなと思ったのだがいまいちやる気にかけてしまい、もーイーやといってベッドにひっくり返って昼寝をぶっこいた。すると顔はもっと浮腫んでおたふくのようになり「こんな顔に責任持てねーよ」と思いました。
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