酔っ払いと公衆便所

アカン吐きそうや

バッカス

酒の神バッカスという人らしい。私は何の神様を信じるか?と言われたらバッカスですね。アルコールが世に生まれて何千年。最初にできた酒は世界全国津々浦々、各地で違うが日本では日本の猿が冬を越すため果物をキノウロに隠してソレが発酵したものをさるざけといって飲み始めたのが始まりらしい。それからは安価で楽しくなる飲み物として現在に至っている。わたしも元々飲める口でアルコールが入っているものなら手指消毒アルコールまで飲める。いつもどんな風に飲んでたか?私は一人で飲むのが好きだ。だいたい文庫本を読みながらウィスキーをラッパ飲みしている。

酔っても泣いたり起こったり笑ったりしない。強いていえばニヤニヤしてそのまま寝てしまう。これだけなら特に問題ないじゃんと思うのだが、たまにごっつい行動的になってしまい買った覚えのない高額な物品やいった覚えのないキャバレーの駐車場で寝ていたり、頭から血を流していたり塵捨て場に捨てられてたり、もう山頭火のような有様になることがある。だったら気の利いた詩句でもよめばよいのだが、まぁいいところで夏をあきらめてをキャバレーで歌うのがやっとであり次の日に訪れるであろう激烈な二日酔いを待ちつつ夜を明かす。そんな生活を時と場所を変われども二十年近く送ってきて酒をやめよう!モウヤメテコマスと思ったのはたったいちどだけである。
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